ものはためし

書く訓練、備忘録

完全に冬の日記

春が来たのでしょうか?急いで冬の日記を消化してしまおう。以下、すごく寒かったときのもの。

 

最近ほんとに寒いな。寒い時って度々「さむーい」とか言ってしまうやん?あれなんなん?大きいものを見た時も「うわー、でかー」って言うし、眠い時も「ねむーい」とか言うし、ただ目の前に圧倒的な何かがあると、感じたままに口に出してしまうの、なぜか皆やってるでしょ。面白いねえ。

「面白いねえ」っていうのも、同じようなもんなのかね。

寒い話に戻る。ほんとのところ、コートのフードを被ってシャカシャカズボンとムートンブーツで通勤したいところではあるけれど、なんかそれができる雰囲気じゃないから周りに合わせてオフィスカジュアっている。

足が寒い。それで、靴下屋さんで見つけた「履く毛布」という売り文句の、320デニールのタイツ買ってみたんよ。ズボンか?っていうくらい分厚くて、1枚で1600円もするやつ。
試しに履いて仕事行ってみたらな、ほんまにあったかくてな、毛布履いてるみたいやったからな、もう最高と思って、毎日これを履きたいと思った。絶対絶対、毎日履けるようにあと2枚は買おうと思った。3枚あったら毎日履けるじゃろ。

とりあえず、次の日も履くために夜洗濯して、干して寝たんよ。朝起きても乾いてなかったんよ。分厚すぎたんじゃ。ほんで、急いでヒーターの前に置いて乾かそうとしたんよ。ヒーターは熱いから早く乾くけど、気を付けんといけん。1分毎くらいにひっくり返して丁寧に乾かしていったんよ。ほんでな、ご飯が炊けたから、急いで炊飯器のところに行って、ご飯まぜて、戻ってきたんよ。そしたらな、タイツ、熱で溶けてカリカリになって穴があいとった!なんと!!1回しか履いてないのに!1600円もするのに!
いやーーー。瞬時に反省モード。これはもうさ、全てわたしが悪い。2日連続で履こうとしたのが悪い。ヒーターに近づけすぎたのが悪い。目を離してご飯かき混ぜたのが悪い。ヒーターに近づけ過ぎると焦げると知っていながら近くに干し、更に目を離したのは、重過失と言えよう。嗚呼。

買ったばかりの履く毛布を殺してしまった。自責の念に駆られる。しかし朝だった。時間さえあれば座り込んで泣くところだったが、時間もないので真顔で通勤。

あと2枚買う予定だったんだけど、それは2枚買えば最初の1枚と合わせて3枚になる予定だったのであり、1枚死んだ今となっては2枚買っても2枚でしかないのだ。2枚買っても2枚でしかない!嗚呼!

職場の最寄駅で同期に会ったので一緒に歩いた。わたしがタイツのことをギャーギャー話すと彼女は「たくさん買いなよ、金で解決できることはさっさと解決してハッピーになっちゃえYO」というようなことを言った。それを聞いただけでなんだか心が軽くなったのであった。

結局追加で4枚買った。4枚買えば4枚もある。