ものはためし

書く訓練、備忘録

2016-12-01から1ヶ月間の記事一覧

夜空

帰省した。駅からバスに乗る時間しか伝えていなかったのでいつ着くか分からなかったはずなのに、バス停まで母が迎えにきてくれていた。一緒に家まで歩いた。今日は星がきれいだよと教えてくれたが、それはおそらく母が星好きというよりも、私が星好きなのを…

徒然

今日外を歩いていたら自転車に乗った人が大声で歌いながら通り過ぎて行った。とても楽しそうだったのでなんだかこっちまで嬉しくなった。 一般的に、大声を出しながら移動するのはお行儀が悪いことだったりする。だから、それを見てどう思うかはその時の自分…

わるいひと

自分にとっていいことが他人にとってもいいこととは限らず、また同様に自分にとって悪いことが他人にとっても悪いこととは限らない。しかし自分にも他人にもいいことや悪いことはある。つまり色々なのだ。このことをよく分かっているはずなのに、未だに違和…

かかわるこころ

ある人が散髪に行った。そこで美容師に、普段何のシャンプーを使っているか尋ねられたが、覚えておらず答えられなかったという。美容師は驚いて「自分が使っているシャンプーを覚えていないなんて信じられない」という内容のことを彼に言ったらしい。じゃぁ…

さようなりませんが

たまに電車に乗ると楽しい。全くばらばらな人々の「気」を吸いこむ。かなりエネルギーを使うけれど、それは後で考え事をするための種を集める作業だ。 不思議なことに、電車には必ずきれいな女性が乗っている。きれいな女性が着ているコートを眺めながら、今…

生きる

外に出て日向ぼっこをしていたけれど、雲が多くて次第に身体が冷えた。ぼーっとして勉強が手につかないので携帯をいじっていたら急に充電が切れそうになった。60%からいきなり20%を切るなんて、私のiPhoneもそろそろ寿命なのかもしれない。 寿命といえば、明…

考えすぎを考える

電気をつけたまま寝落ちしていたけれど、起きたときに太陽の光で部屋が明るかったのでそのことにしばらく気づかなかった。 このことが何を表しているか考えた。例えば幸せとか。同じ電気がついていても、外の明るさによって体感が違うように、同じ出来事でも…

熊を愛す

「テディベアを愛する自分を愛していたのかも」と姉が言った。子供の頃持っていたテディベアの話だ。姉は何歳かの誕生日に親からもらったテディベアを「ティース」と名付けて可愛がっていた。その名前には確か意味があったはずだが忘れた。わたしは姉が羨ま…