ものはためし

書く訓練、備忘録

数週間前から家の外で蝉が鳴き始めた。そういえば虫は声を発しているわけではなくて羽で音を出してるはずなのに、鳥とかと同じように「鳴く」という。「鳴く」って人間には使わないから、人間以外の動物が身体を使って音を出すことをいうんだろうかね。そもそも「鳴く」は「泣く」と音が同じで漢字が違うだけだから、日本に漢字が入ってくる前には人間が泣くのも虫が鳴くのも同じように捉えられてたんだろうか。

あと、冬と夏、どちらが夜の外の音がうるさいのかという問題。このことについて前も書いた気がするけど書いていないかもしれないからもう一度書く。夏の夜は色んな虫が鳴いていたりして常に音がしている。それに対して冬の夜はシーンとして静まり返っているようなイメージがある。しかし冬は窓を閉め切っているから、外で音がしていても聞こえないだけかもしれない。だから、私は冬の方が静かだとは言い切れない気がするんだけど、冬は虫が鳴かないから窓を開けても静かなのかもしれなくて、まあどちらの方がうるさいか決めたところで何も起こらないから考えるのは意味がないだろう。でも私は意味のないことを考えるのが好きだからやめないぞ。

さて、梅雨が明けたとか蝉が鳴いたとか色々あって、ようやく夏本番という感じがしてきた。気分も盛り上がる。暑いのが苦手な人はテンション下がってるかもしれないから申し訳ないけど、私も冬には寒くてテンション下がるから、お互い様ってことでゆるして。

 

夏は高い位置でポニーテールを揺らしたい。Tシャツを着た人の背中を眺めたい。手のひらをぐっと開いた時に水かきのところが白いのを発見して日焼けに気付いて焦りたい。クーラーを効かせた部屋を暗くしてポップコーンも用意して映画館みたいにしてDVDを観たい。日が暮れて涼しくなってから外を散歩したい。玄関に蚊取り線香を置きたい。まだ涼しい間に起きて朝ごはんを食べたい。手持ち花火はちょっと怖いけど、いいからやりなよーとか言われてビビりながら火をつけて騒ぎたい。あー、夏だ!夏だ!夏休み!

(その前にテストとレポート)